Q 教会に行くのははじめてなので、入る勇気がなかなか出ません。
A 弦巻教会は、ボロ市通りから少し奥まったところにあるので、みつけづらいけれども、そっと行くには、いいかもしれません。
どんなところかちょっとのぞいてみる、というのでもかまいません。
まず、ぜひ一度足を踏み入れてみてください。
弦巻教会は、正統的な伝統を受け継ぐキリスト教の教会ですので、安心していらしてください。
ご心配な点は、問合せフォームからどうぞお尋ねください。
Q 何か必要な持ち物はありますか。
A 聖書や讃美歌、その他必要なものは教会でお貸しいたします。
弦巻教会の礼拝では、聖書協会共同訳聖書、讃美歌21を用いています。
なお礼拝では神さまへの感謝の気持ちをあらわす献金をささげます。金額は自由ですのでお気持ちをおささげいただければ幸いです。
Q 服装はどんなものがよいでしょうか。
A 特に決められたものはありません。普通の外出の時(電車に乗るくらい)の服装でいらっしゃれば安心していられると思います。
Q 静かに一人でお祈りしたいのですが。
A まずは礼拝にいらして、その中でお祈りなさることをおすすめいたします。皆と一緒にささげる公(おおやけ)の礼拝には、神さまの霊である聖霊の助けが特に深く満ちています。ほかの人と共に祈る中で自分の祈りが神さまに届けられていくことを感じる(信じる)ことができると思います。
ただ事情があってどうしても礼拝の時間にいらっしゃれない方は、ご遠慮なく連絡ください。
Q 小さい子どもがいるのですが。
A 小さい子どもさん(赤ちゃんからどうぞ)のためには、教会学校がありますのでどうぞいらしてください。
また、礼拝(10時半から)にもぜひ子どもさんとご一緒に参加なさってください。初めはお子さんも落ち着かないかもしれませんが、だんだん慣れて一緒に讃美歌を歌ったり、お祈りしたりできるようになります。子どもさんのこれからの人生を支える一番大切な神様の愛への信頼と祈りをぜひ伝えてあげてください。
Q 中学生も大人の礼拝(10時半から)に出席するのですか。
A 多くの人は小学校高学年くらいから、自分の人生やこの世界のことについて考えるようになるのではないでしょうか。(もっと早い人もいるかもしれませんので、その人もどうぞ)。説教や礼拝のすべてを理解することはできないかもしれませんが、たいせつな何かを聞き取り考えるきっかけになることを願っています。少し背伸びをしてみようという前向きな気持ちで参加してみてください。また、わからないことはぜひ礼拝後に質問してください。イエスさまのもとには、大人も子どもも一緒に集まって話を聞いていました。若い皆さんにこそ、この世界のまことの救い主イエス・キリストの力強い招きの声が届くと信じています。ただ、今までの礼拝は少し難しいと感じたかもしれませんね。弦巻教会ではこれから、中学生の皆さんが一緒であることを前提に礼拝をささげるようにしたいと考えています。若い皆さんの元気な讃美の歌声が礼拝堂に響くのを待っています。
Q ちょっと様子を見に行きたいだけなので、話しかけられたくありません。その後の勧誘もこわいです。
A せっかく来てくださったので、お話ししたいという思いはあります。けれども、いらした方の思いを尊重しますので、話しかけられたくなければそっと帰って大丈夫です。(一応声をおかけしますが気になさらないでください)。お話ししたい方、質問のある方は遠慮なく牧師、受付の係にお話しください。今後の案内についても、ご希望の有無をお尋ねしてから差し上げるようにしています。
Q キリスト教や聖書について学びたい。聞きたいことがある。
A キリスト教、聖書についてその真実の意味を知るには、礼拝を体験することが不可欠ですので、まず礼拝にいらしてください。
入門のための学びの会も随時開いていますので、ご要望に沿った会を少しずつご案内させていただきます。弦巻教会では、聖書、教会について深く学ぶ機会がたくさんあります。
Q 礼拝に出てみましたが、さっぱりわかりませんでした。
A キリスト教は日本ではまだ歴史が浅い(プロテスタントは150年)ので、話の内容、礼拝の形式等すぐには、理解しがたく、なじみづらいかもしれません。けれども、ユダヤ教からの時代を含め数千年の歴史の中で世界の多様な人々によって守られ伝えられてきた深い何かに、心(魂)が触れることが必ずあると思います。すぐにあきらめてしまわないで、ゆっくりじっくり探し求めてください。礼拝に繰り返し出席される中で少しずつ何かが見えてくると思います。疑問、感想は遠慮なく牧師までお話しください。また、身近にいて話しやすそうな教会員に声をかけてみてください。どの人も初めはわからないことだらけだったはずです。
Q 聖餐って何ですか。なぜ洗礼を受けた人しかパンと杯をいただけないのですか。
A 聖餐は、わたしたちの罪のあがない(神にゆるしを願う犠牲)のための供えものとなって十字架にかかり命をささげてくださった神の御子イエス・キリストのからだを表すパンと、血をあらわす杯(ぶどう液)をいただく儀式です。
聖餐にあずかる(パンと杯をいただく)ことによって、わたしたちはキリストによって神様の前に罪ゆるされ新しい命を与えていただいたことを心にきざみつけ、新しい命に生きる力を与えられます。
教会はこの聖餐を初めの時代からたいせつにまもってきました。すべてのキリスト教会の命ともいえる儀式です。
洗礼を受けていない方は、残念ですが今はこのパンと杯を受けることができません。信仰によってだけ、そのパンと杯は意味があるものとなるからです。どうぞ静かにみまもっていてください。そして、いつか洗礼を受けてこの聖餐に一緒にあずかることができますように、お祈りいたします。
Q いろいろな教会に行ってみて、一番自分に合うところを見つけたい。
A 前にも書きましたがキリスト教は歴史が長く、歴史の浅い日本にさえたいへん多様な形の教会が存在しています。もちろんいろいろな教会へ行ってみるのも自由で面白いかとは思いますが、あちこち見て回っていると評論家的な視点になってしまい結局大切なものが見つからないままになってしまう可能性があります。また、キリスト教、聖書の勉強会と名乗りながら正統的なキリスト教とはまったく異なる宗教団体もあり、思わぬ方向へ連れて行かれてしまうこともあります。
せっかく弦巻教会のホームページを見てくださったのですから、それを神さまからの招きの声と受け取っていただき、まずここで腰を落ち着けて、じっくり神さまの心と向き合っていただければ嬉しく思います。
弦巻教会は孤立している教会ではなく、地域の教会や伝統を共にする教会とのつながりの中で他の教会と共に学び助け合って歩んでいます(「弦巻教会について」のページをご参照ください)ので、ここから多くの教会、キリスト教世界の情報をより正確に知ることができます。世界のキリスト教会の多様な形の中で、自分のいる場所をしっかりと位置づける、そこにあってこそ確かなものを見つけることができるのだと信じ、そのお手伝いができれば幸いと考えております。
Q カトリックとどう違うのですか。
A 信仰の基本は同じです。カトリック、プロテスタントは西方教会、そして正教会と言われる東方教会は、みな同じ父、子、聖霊なる三位一体の神を信じています。形はずいぶん違いますが、信じ崇めている神さまは同じです。ではなぜ分かれているのでしょうか。以下は教会でじっくり学びましょう。
Q 宗教戦争の問題があるので、キリスト教を信じられません。
A これは、日本人多くのキリスト教嫌いの大きな原因として挙げられます。信仰を振りかざしつつ、キリスト教会が多くの血を流し残虐な罪を犯してきたこと、今も世界の教会が決して正しい道を歩んでいるとは言えないことは確かです。キリスト教会は痛みをもってこの問題を考えないないわけにはいきません。ただし、宗教戦争と言われてきた戦争の問題はそんなに単純ではありません。これもご一緒にじっくり考えましょう。
一つお伝えしたい確かなことは、キリスト教、聖書の神は平和の神であることです。神さまは、この世界の平和を望んでおられます。
Q キリスト教とイスラムは同じ唯一神を信じる兄弟の宗教と聞きましたが。
A 歴史的にみればある意味ではそのような面もあると言えるかもしれません。ただ、キリスト教の側からは、イスラムの信仰者(ムスリム)が信じているアラーと、自分たちの信じている聖書の神が同一だと信じることは難しいでしょう。(このことについても多様な見方、考え方がありますので単純ではありません)。ただ、今日そしてこれからの時代、他宗教、特にイスラムの信仰者の人々と互いの信仰について正しい理解を深め合っていくことは、平和な世界を築いていくためには不可欠です。このあたりになると、やや守備範囲外になり正確な情報をお伝えできるかわかりませんが、一緒に学んでいきたいと思います。